このようなことでお悩みではありかせんか?
・友だちと上手く関われず、トラブルが多い
・学校で落ち着かず、離籍をしてしまう
・周りの人の気持ちが読み取れない
・先生方からよく怒られる、注意を受ける
・やってはいけないことを教えても、伝わらない
子どもたちの苦しみを理解したうえで適切な支援を行っていくと少しずつ変容していくことができます。適切な支援は、子どもたちの成功体験を生みます。すると、少しずつ自信が生まれ、大変なハードルを乗り越える力が生まれてきます。生活の中でうまくいかないことに悩んでいた子どもたち。味わった小さな自信が前に進むための人生の大きな一歩です。
子どもと保護者の心をつなぐ
保護者の方々も多くの悩みを抱えています。
保護者の中には、子どもを愛せないで苦しんでいる方もいました。お子さんが小さい時は、お母さん自身がいっぱいいっぱいになっていました。そんな時は、お母さんの得意なことや好きなことを聞き、できることは私もチャレンジし、お母さんを私が頼るような形にして自信をつけてもらいました。それと平行して、子どもにお母さんのステキなことを聞き、お母さんの心をつなぐようにしました。また、高学年以上の場合は、お母さんの愛せないという悲鳴の時には、子どもが母親に対して反抗的になっていることが多かったです。そこで、まずはお母さんからの聞き取りの中で、子どもの頑張っていることや良さを聞き取り、次の面談で子どもにお母さんの思いを伝え、そしてお母さんへ思いを返す言葉を何気なく聞き出し、心をつなぎました。それと同時に思春期の意味や程よい距離感のつくりかたを具体的に話しました。
一緒に未来を描く
不登校の中学生や高校生、学校の先生に言われたことでどうしてよいかわからなくなった保護者の方、いじめに悩む小学生や中学生、子どもとの関係がうまく築けない、子どもが言うことをきかない、学校へうまく適応できないなど、支援をしてほしいが学校にどこまで求めたらよいかなど、苦しい気持ちに寄り添いながら一緒に解決策を考えます。
どんな場合でも、保護者の方の思いに寄り添い、先生方の思いも受け止め、子どもの立場にたって児童理解をし、思いを共感し、未来を一緒に描いたうえで、支援の仕方を考えたり、子ども・保護者・先生たちを支えていったりすることで、みんなの未来が明るいものになることが多いと思います。